豊中市のコンサートサロン:『ノワ・アコルデ音楽アートサロン』さんが、惜しまれつつ閉館されました。

最終コンサートは2021年2月14日の
『GLAMOROUS DUO COMCERT 一条の光に向かって』
池村 佳子さん(チェロ)・土屋 友成さん(ピアノ)の、
ぴったりと息の合った名演でした。
ステージと客席ではない、一つの空間で聴く音楽は、
本当に心に響き、終わっても耳から離れません。

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ノワアコルデ最終日

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サロンの外観(公式HPより)

■思い出
私が初めてノワ・アコルデさんのことを知ったのは、朝日新聞の記事で、サロンコンサートが開かれている会場として、京都市の「アトリエ・ワム」と、豊中市の「ノワ・アコルデ音楽アートサロン」が紹介された記事でした。
特に豊中市の服部天神駅から徒歩5分の「ノワ・アコルデ音楽アートサロン」さんは建物全体が音楽学生(女性)を育てるためのマンションで、各戸に防音室付のレッスン室があり、1Fには「サロンコンサート」が開けるホールがあるという事に、さすが音楽の豊中だなあと感心しました。
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■一部拡大します(クリックで拡大)
ノワアコルデ新聞

10周年記念コンサート
そして2016年の10周年記念コンサートで、チェンバロの演奏を間近で聞けたのも感激でした。

イタリアの風が吹く時

〜テラコッタタイルのサロンで聴くデュオ〜
太田光子さん(リコーダー)・平井み帆さん(チェンバロ)
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 とても和やかに演奏されて、演奏者の喜びが伝わるすばらしい体験でした。

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 挨拶をされる主宰者の平井悦子さん

チェンバロを間近で見る
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サロンのチェンバロは、第一人者である久保田彰氏の作品


■豊中市には、大阪音楽大学があり、日本センチュリー交響楽団の拠点で、また豊中市立文化芸術センターの空間や設備と企画の充実ぶりは群を抜いていて、まさに「音楽あふれるまち」だと思います。
その豊中市で創立の2006年から今日まで、15年の長きに渡って音楽家の成長に大きなお力添えをされたことは、本当に頭が下がります。ありがとうございました。
今後も別の側面から音楽と文化の発展に向けて、ご活躍いただけるとのことです。

クラリネット奏者であられた、故平井万佐治(まさはる)氏の想いを種として、奥様の平井悦子さんが大切に育てられたこのサロンには、若き音楽家達の才能の花開を支え続けた日々の間に、溢れるほどの素晴らしい出来事やご苦労がおありだったと思います。
その物語を、平井悦子さんは『響きあう胡桃たちの館にて 〜ある音楽アートサロン15年の軌跡〜』として、来春出版を予定されているとのこと。これも本当に楽しみにさせていただきます。