私が建国記念の日で思い出すのは、とっても古い思い出なので恥ずかしいけれど、父が和服姿で国旗を玄関前に飾っていた事です。他の国民の祝日には出さないのに、「なんで?」と聞くと、「今日は昔の『紀元節』で、建国を記念するのは大事やから」と言っていました。
父は戦前の教育を受けていたので、歴代天皇の名や、教育勅語を暗唱できたし、季節の行事も大切にする人でしたが、万世一系の天皇とかは言いませんでした。その代わりに「日本人は皆神武天皇の子孫や」と言っていて、何千年も遡れば、天災や飢饉も何度もあったはずだから、有力者の縁者でないと生き延びられなかっただろうし、私も今生きている人々は、どこかで古代の豪族との繋がりがあるかもしれないと思いました。
そんなことを言うと、不謹慎と怒られるかもしれませんが、この日が国の起源とされる神話に、皆が繋がりがあると思うのは悪いことではないと思う。
■建国記念の日のような、歴史のある記念日は、知識のない自分が簡単に書けるような事ではないので、参考サイトへのリンクを入れます。
【参考】建国記念の日|日本文化いろは事典
国といえば、昨年急逝された三浦春馬さんが、2020年の1月末にちょっと意味深?なツイートをされて、SNSで炎上していたのを思い出します。また何度か、戦争関連の役を演じるにあたって、靖国神社に参拝されたりしている事から、かなり「右翼」的だと言う見方をされる方もあるようです。
ところが彼は、アジアスター賞の授賞式で韓国に行った時に、「アジアの友好の架け橋になりたい」と言う内容のスピーチをしているのを見ても、本来は偏った考えは避けて、常にバランスを取りたい人だったように思うので、なぜ『国力』と言う言葉を出してしまったのかなと思い、不思議な感じが残りました。
■2020年3月号の日経ウーマンのインタビュー『三浦春馬さんに5つの質問』の中で、
以下のような答えをされていて、ここに答えがある!と合点がいきました。
彼がTwitterで『国力』と言ったのは、「国をより良くしていくこと」で、彼の言う国力は、おそらく国家主義・国粋主義と言う事ではなく、総合的に社会を良くしていこうと言うことだったのではないかなと思いました。

そこでハッと、春馬さんのように考えると、自虐史観と言われる見解と、日本はアジアを欧米から解放したのだから立派だったと言う説が、矛盾しない事にも気づきました。大陸で平和的に開発を進めていた人がおられたし(それは陸軍の一部の暴走から崩れたが)、結果的にアジアを解放できたと言うことは、自虐まではしなくて良いかもしれない。でも全体をコントロールできず破綻してしまったことも事実で、それは『自覚』しないといけないと思う。
自虐も自賛も一方に偏ることには、とかく行き過ぎて疑問が生まれ、議論が果てしなくなるが、目的は尊いところがあっても、それを理解していない人や、戦場という異常な環境で、残酷な加害行為もあり、また日本人にも大きな被害があった。
それを冷静に自覚することは必要で、決して自虐だけで終わってもいけないし、自賛に走ってもいけない。
また『自覚』で止まるのでもなく、国を良くしていこうという気持ちが必要だと、三浦春馬さんの言葉から教わったような気がします。
【参考】
またボチボチと彼の言葉を記録しておきたいと思っていたら、全業績を記録しておられるサイトがあったのでリンクさせていただきます。
父は戦前の教育を受けていたので、歴代天皇の名や、教育勅語を暗唱できたし、季節の行事も大切にする人でしたが、万世一系の天皇とかは言いませんでした。その代わりに「日本人は皆神武天皇の子孫や」と言っていて、何千年も遡れば、天災や飢饉も何度もあったはずだから、有力者の縁者でないと生き延びられなかっただろうし、私も今生きている人々は、どこかで古代の豪族との繋がりがあるかもしれないと思いました。
そんなことを言うと、不謹慎と怒られるかもしれませんが、この日が国の起源とされる神話に、皆が繋がりがあると思うのは悪いことではないと思う。
■建国記念の日のような、歴史のある記念日は、知識のない自分が簡単に書けるような事ではないので、参考サイトへのリンクを入れます。
【参考】建国記念の日|日本文化いろは事典
国といえば、昨年急逝された三浦春馬さんが、2020年の1月末にちょっと意味深?なツイートをされて、SNSで炎上していたのを思い出します。また何度か、戦争関連の役を演じるにあたって、靖国神社に参拝されたりしている事から、かなり「右翼」的だと言う見方をされる方もあるようです。
ところが彼は、アジアスター賞の授賞式で韓国に行った時に、「アジアの友好の架け橋になりたい」と言う内容のスピーチをしているのを見ても、本来は偏った考えは避けて、常にバランスを取りたい人だったように思うので、なぜ『国力』と言う言葉を出してしまったのかなと思い、不思議な感じが残りました。
明るみになる事が清いのか、明るみにならない事が清いのか…どの業界、職種でも、叩くだけ叩き、本人達の気力を奪っていく。皆んなが間違いを犯さない訳じゃないと思う。 国力を高めるために、少しだけ戒める為に憤りだけじゃなく、立ち直る言葉を国民全員で紡ぎ出せないのか…❄️
— 三浦春馬 & STAFF INFO (@miuraharuma_jp) January 28, 2020
■2020年3月号の日経ウーマンのインタビュー『三浦春馬さんに5つの質問』の中で、
以下のような答えをされていて、ここに答えがある!と合点がいきました。
彼がTwitterで『国力』と言ったのは、「国をより良くしていくこと」で、彼の言う国力は、おそらく国家主義・国粋主義と言う事ではなく、総合的に社会を良くしていこうと言うことだったのではないかなと思いました。
Q3:最近いい影響を受けた人物や本は?
A:論語のなかに「直接政治に携わらなくても、
家族や身近な人たちと良好な関係を築くことも、
国をよくしていくことにつながる」といった意味のことが書かれていて、
それを僕は、どんな仕事も大きく考えれば国をより良くしていくことだと捉えて、
いつも念頭においています。

そこでハッと、春馬さんのように考えると、自虐史観と言われる見解と、日本はアジアを欧米から解放したのだから立派だったと言う説が、矛盾しない事にも気づきました。大陸で平和的に開発を進めていた人がおられたし(それは陸軍の一部の暴走から崩れたが)、結果的にアジアを解放できたと言うことは、自虐まではしなくて良いかもしれない。でも全体をコントロールできず破綻してしまったことも事実で、それは『自覚』しないといけないと思う。
自虐も自賛も一方に偏ることには、とかく行き過ぎて疑問が生まれ、議論が果てしなくなるが、目的は尊いところがあっても、それを理解していない人や、戦場という異常な環境で、残酷な加害行為もあり、また日本人にも大きな被害があった。
それを冷静に自覚することは必要で、決して自虐だけで終わってもいけないし、自賛に走ってもいけない。
また『自覚』で止まるのでもなく、国を良くしていこうという気持ちが必要だと、三浦春馬さんの言葉から教わったような気がします。
【参考】
またボチボチと彼の言葉を記録しておきたいと思っていたら、全業績を記録しておられるサイトがあったのでリンクさせていただきます。
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