宝塚歌劇団出身の大スター、八千草薫さんの訃報を知りました。
年齢を感じさせない美しさが眩い方でしたが、
時の流れは誰にも止められないのだなあと思いました。
ご病気は膵臓癌の転移らしいですが、88歳という天寿を全うされた。
晩年まで活躍されたのは、本当に芯の強い方だったのだと思います。
可憐で品のある八千草薫さんは、出演作品が多くて、どれが代表作とは言えないほど。
日伊合作映画の「蝶々夫人」(昭和30年)の一部を、記録フィルムで観たことがありますが、その息を飲むような美しさは忘れられません。

またTVドラマで「岸辺のアルバム」、「やすらぎの郷」などがあり、映画「くじけないで」の主演をされたことが印象に残っています。

八千草薫さんは、大阪生まれ、プール女学院・宝塚音楽学校のご卒業。
以後の活躍は書くまでもないほど有名な方ですが、
文末にWikipedia へのリンクを入れておきます。

八千草薫 2019-10-29

 

 
日伊合作映画「蝶々夫人」についてのNews


八千草薫画像集

映画「くじけないで」予告編:深川栄洋 監督/脚本,八千草薫主演

■柴田トヨさんは八千草薫さん主演の映画の完成を見ずに亡くなられましたが、
詩集・映画ともに、すばらしい作品をお二人が残してくださった事に感謝します。
(お二人共、おいくつになられても、とても可愛さのある方でしたね。)

スポーツ報知2019.10.29



とても読み応えのある手記(幼少時の思い出含む)です。(文春オンライン)




詩集「くじけないで」について

「81歳で夫を亡くし一人暮らしを続けていたが、文芸活動をしていた息子の勧めで詩作へ。作品が産経新聞の投稿欄「朝の詩(うた)」にたびたび掲載されたことで全国にファンが生まれた。2010年に出版された詩集「くじけないで」*は世代を超えて多くの人々の共感を呼んだ。」
(NHKアーカイブス 人×物×録)
*160万部のベストセラー



 
99歳の詩人】『くじけないで』(朗読:柴田とよ)

詩の作者、柴田トヨさんによる朗読に、泣けてきた。

本当に昭和の香りが薄れて行きますね。
お二人の立派な歩みを、改めて尊敬します。
ご冥福をお祈りします。

ブログランキング・にほんブログ村へクリックの応援をお願いします。m(_ _)m

このエントリーをはてなブックマークに追加