1945年8月6日は広島市、9日は長崎市に原子爆弾が投下された日です。

★8/10(土)23:00〜24:00に、ETV特集「忘れられた“ひろしま”~8万8千人が演じた“あの日”~」がNHK ETVで放送されます(制作〜全国公開が中止になったことなど)

NHK ETV特集 https://www4.nhk.or.jp/etv21c/



★8月16日(金)深夜24:00〜25:47には、映画「ひろしま」が放映されます
 *日付は17日(土)

■「ひろしま」は、原爆体験者の手記「原爆の子」を元にした映画。原爆投下から8年後の広島で、8万人を超える市民が撮影に参加して撮影されました。実際の映像も使用され、実際の家屋・電車なども使われており、原子爆弾の恐怖や広島の惨状、市民の苦しみが、原爆症に苦しむ高校生みち子の姿を通して描かれる。

予告編を見ても、思わず目を覆ってしまうような残酷なシーンが多く、現実はもっと凄まじいものだったろうと思います。それを伝えようとして、実際に原爆体験を生き抜いた人々が、8万8千人も参加しておられ、体験者が実体験に一番近いと言われている。
世界中の人に見てもらいたい映画だと思う。








IWJ 映画ひろしま 上映会後のトーク

長田新編集の被爆した子どもたちの作文集「原爆の子」がベストセラーとなり、1952年に同名の映画が新藤兼人監督で製作された。ところが、作文集の編集者である長田氏も、作文の作者である被爆した子どもたちも、その映画は「私たちの感じた原爆ではない」との感想を持ったという。

 そこで、全国の教師たちがひとり50円を出し合い、本で描かれたとおりの映画を作ろうということになった。また、当時の広島市長の掛け声により、約9万人の人々が出演した。

 映画はオールオープンセットの撮影となったため、70から80もの家屋を燃やしたほか、広島電鉄から車両2両を買い取って燃やしたのだという。自らも被爆者で被爆者を長年診察してきた医師・肥田舜太郎氏は、この映画を観て、「この映画にないのは、『熱』と『におい』だけだな」という言葉を残した。

 映画を配給する松竹は、全国の映画館で上映するに当たり、3つのシーンのカットを要求したと小林氏は語る。冒頭のエノラゲイのパイロットの話、登場人物みち子の友達が、「ドイツに原発が落とされなかったのは、日本人が有色人種だから」と語るシーン、子どもたちが被爆者の骨をみやげとして売る場面だ。当時、映画の製作側が要求を拒否したことで、全国上映がなくなった。

 その後、教師たちにより、学校の教室や校庭で上映されたりしたが、国内外では、ほとんど映画の存在が知られなかった。(小林一平)

追記 2019.8.20:dailymotionにアップされていました。
スクリーンショット 2019-08-24 2.04.21
 映画ひろしま前編 https://dai.ly/x7gd55c

 映画ひろしま後編 https://dai.ly/x7gda45


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