『上田晋也のサタデージャーナル』最終回の言葉は深いメッセージ。


「あくまで私個人の考えになりますけれども、いま世界が良い方向に向かっているとは残念ながら私には思えません。よりよい世の中にするために、いままで以上に、一人ひとりが問題意識をもち、考え、そして行動に移す。これが非常に重要な時代ではないかなあと思います。
 そして、今後生まれてくる子どもたちに『いい時代に生まれてきたね』と言える世の中をつくる使命があると思っています。
 私はこの番組において、いつもごくごく当たり前のことを言ってきたつもりです。しかしながら、一方で、その当たり前のことを言いづらい世の中になりつつあるのではないかなと。危惧する部分もあります。もしそうであるとするならば、それは健全な世の中とは言えないのではないでしょうか」(上田晋也)

■番組の終了決定が突然すぎて不可解だったが、山本太郎に関する特集を企画した直後に急遽、打切決定との経緯が解り理解はできた(納得ではない)。

■政治学者の中島岳志氏の7月5日のツイート。 「6月22日の【上田晋也のサタデージャーナル】で『山本太郎現象』を特集したいと連絡がありVTR収録の日程を確保したのですが、その後、特集中止の連絡があり、直後に番組の打ち切りが発表されました。あれは何だったのか?」 *中島氏は7月4日のインターネットラジオ「ファイヤーラジオ」で、経緯を明かした。 (ラジオの録音:6分半)→https://youtu.be/ebJ_sL4Ff0k

【サタデージャーナルが見てきた2年3ヶ月の日本の政治】


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 TBSテレビ公式サイトより

ケネディー大統領は次のような演説をしています。
(J.F.K.のアメリカ新聞発行者協会での演説(1961年4月27日))

「私は新聞社のみなさんに私の政権を支持するように要請しているのではない。しかし、私は、あなた方に、米国民に真実の情報を流し、警告するという大きな任務を果たしてほしいのだ。米国民が十分な情報を共有することで、彼らは必死に対応すると私は信じている。
新聞の読者の論議を抑えつけるのではなく、自由に論議をしてほしいと思っている。私の政権下では、政府のエラーを包み隠すことをしない。
ある偉人がこう言った。エラーを是正することを拒んだときに初めてそれは過ちとなる、と。我々は、我々のエラーに対し、全責任を負う覚悟でいる。
メディアは、我々がエラーをしていることに気が付かないときには、必ず、それを指摘してほしい。議論や批判が行えない状況下では、国は栄えることはできず、滅亡してしまう。(中略)
新聞社は政治家の行動を記録し、道徳の管理人でなけらばならない。新聞社は、頑固にニュースを伝達する機関として我々を支援してほしい。メディアの力により、人々はこの世に生まれた目的を果たすことができる。それは自由と独立である。」
日本や世界や宇宙の動向 より

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