やさしい憲法のおはなし『檻の中のライオン』in 大阪

 2018年11月15日(木)18:30~21:00

 
講師:楾 大樹(はんどう たいき)弁護士(ひろしま市民法律事務所)
 『檻の中のライオン 憲法がわかる46のおはなし』
 『けんぽう絵本 おりとライオン』著者

 会場:エルおおさか 5階
 住所:大阪市中央区北浜東3-14
 アクセス:
Osaka Metro谷町線・京阪「天満橋駅」西300M
 
「自民党の総裁選挙が予想通り、改憲を公約にした安倍再選という結果でした。
まさに改憲は日程にのぼった、と言えます。
もう一度憲法の重要性について、一歩から学習したいと思います。
 今回は今、話題の弁護士さんを広島からお呼びして、
私たちの大切な憲法について、わかりやすく、かつじっくり考え、学びましょう。」
(主催団体の呼びかけ)

檻の中のライオン

■だいぶ過ぎてしまいましたが、11月3日の文化の日は憲法の公布日でした。
憲法記念日の5月3日は施行日です。

『国民の祝日に関する法律」 (昭和 23年法律 178号) を制定するにあたり,
1946年 11月3日の日本国憲法公布の日を記念して「文化の日」と定め,
47年5月3日の同憲法施行の日を「憲法記念日」と定めた。
11月3日は世界で初めて戦争放棄を憲法で宣言した重大な日であり,
「自由と平和を愛し,文化をすすめる日」
とした。
この趣旨のもとに,芸術祭や,文化勲章の授与,文化功労者の表彰などが行われている。
 出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ところで、なんでも完全無欠のものはないので、諸外国も憲法改正はしているし*
現在の憲法も、とかく議論の対象になる9条の他に、不十分な点はあるようです。
*(例えばドイツでは非常に条文が多くて、何十回も改正しているが、基本的人権などは
「永久条項」で、大事な事は変えられない。)


かといって「急いで改正しなければならない訳ではない。」というのが、
世論調査を見ても、大部分の国民の意見ではないかと思います。

それでも憲法改正への動きは、かなり強まっているようです。
でも本当に国民投票などができるほど、私たちは憲法のことを知っているでしょうか?

ただ、こんなことを話題にすると、大抵議論は尽きなくなる。
意見の違いの溝が、なかなか埋まらず、双方譲らない。
このブログでそれを書くまでのゆとりもないし、
そういう目的ではなく広く情報をお伝えしたいだけなので、
今回は、上記の会の、お知らせだけさせていただきます。

一つだけ思うのは、現憲法を読むと、私は「いい憲法だなあ」と思う。
もっと詳しい人から聞いた話では、全体的には良い憲法だが、
三権分立について、その精神を尊重しないケースを想定していないために、
分立の建前だけで終わり、相互に相手を厳しく律するしくみが書かれていない。
だから司法が(人事によって)、内閣の意のままになってしまう事がある。
これは欠点だとの事です。

また9条については、制定時に当時の幣原首相の発案だという事や、
その意図が、
もう少し詳細に説明されていれば良かったのにという点は残念です。

期限を決めて、改正するという必要性はないという事だけは思います。
ただ、もしも国民投票を近年の内にするならば、
戦争を知っている有権者が存命のうちに、
国民投票をするのは意義あるかもしれないとは思う。
(従軍経験のある父は、もうすぐ98歳で教育勅語や歴代天皇を暗唱する事ができて、
未だに軍隊手帖を大切にしていますが、憲法をいじる事には反対です。)

■ただし厳正に、少しの不正もなく行うこと。←これは絶対に。