1月14日に桜の庄兵衛さんで開かれた『上方落語 九雀亭』に行きました。

《えびす顔 集う陽だまり わろてんか》

演者は  桂九雀
桂九ノ一
お囃子  岡野 鏡(きょう)

夜の部の演目は4題。どれも昔の温かみのある暮らしの情景を思い出させてくれる内容で、それにぴったり合う桜の庄兵衛さんで、噺が楽しめるのは、幸せなことだなあと開催に感謝します。
また九雀さんが大切にされている、“マイクロフォンを使う必要のない会場で、生の声、生の三味線、生の鳴物による落語会”の良さを満喫です。
それにしても、噺によってそれぞれ時代は違っても、江戸時代〜近世(戦前)の生活を取り上げていると思いますが、そういう世界を偲ばせるような暮らしは、ふだん和服を着ていた祖母や大叔父の元気な頃のことで、だいたい昭和40年頃までだったでしょうか。大笑いの後に、会場の姿と重ねて、住み込みの番頭さんや丁稚どんがいた木造の広い店先や、荷台の大きな自転車やミゼットが活躍していた頃を思い出し、社会をそんなに急いで発展させなくても良かったのではないかなあと思いました。

【演目】 ◎九ノ一さん:兵庫船
◎九雀さん:竜田川(千早ふる)、蕎麦の殿様、土橋万歳
 *演目の内容を書き出したサイトにリンクしています。(題名は少し違うものもあります)


180114-06桜の庄兵衛@630
ずっと変わらないでいてほしい佇まい
 
180114-07桜の庄兵衛九雀@630
いつも味わいのある看板です
 
180114-03
お正月らしい玄関

180114-02
これは『掛け蓬莱』というお正月飾り
長く伸ばした
ヒカゲのカズラを、蓬莱山に登る竜に見立てているそうです。 

180114-11桜の庄兵衛九雀九ノ一@630
さて、アットホームに始まり始まり〜
 
180114-14◯
桂 九ノ一さんの「兵庫船」

180114-17◯
桂 九雀さんの「竜田川」・「蕎麦の殿様」

180114-23桜の庄兵衛九雀@630
「土橋万歳」

180114-26桜の庄兵衛九雀床の間@630
床の間にも掛け蓬莱

180114-27桜の庄兵衛@630
 高座が設けられる部屋の上は吹き抜けです

落語工房(桂九雀さんのHP)
桜の庄兵衛公式サイト
北摂なび.com 桜の庄兵衛

【参考サイト】 
世紀末亭 --集成!読む上方落語486演目-- 
LOVEGREEN ヒカゲのカズラ (植物の知識を総合的に紹介したサイト)

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