ニュースなどで耳にする機会が増えてきた「子ども食堂」。北摂でも数か所ありますが、昨年夏から千里中央でも開催されているのをご存知ですか?開催場所も、駅の商業施設せんちゅうパルの一角にある「コラボ」の3階料理室(図書館の下の階)と、とても行きやすい場所です。

子ども食堂とは

コトバンクに載っている朝日新聞からの転載によると

主に貧困家庭や孤食の子どもたちに無料や安価で食事を提供する民間の取り組み。子ども食堂という名前が使われ始めたのは2012年とされる。14年に「6人に1人」という子どもの貧困率が公表され、翌15年から全国で開設数が急増。朝日新聞社の調べでは、今年(2016年)5月末現在で300カ所を超える。

貧困家庭というイメージはあまりないですが、千里中央近辺には転勤族が多く、「孤食」の子どもは多そうです。また、あるイベントで聞きましたが、豊中市は高齢者層にも核家族が多いそうです。熱心に教育した子どもたちが近場以外に就学・就職した、万博の頃に移り住んだり、住みやすいため転勤生活後に定住したものの親族や知り合いが少ない、など。子ども食堂は世代間交流の場にもなるので、その面でもこの地域に適しているように感じます。
 

前回開催時のレポート

開催時の様子をご紹介します。月に1回ほど開催されていて、定番メニューはカレーライス、時間は昼過ぎ~早めの夕食時なのですが、前回は春休み中の特別企画で、メニューは餃子、ランチ時の開催でした。

次回は#餃子 です。 ランチタイムです。

千里中央子ども食堂@大阪・豊中さん(@senchu.kodomoshokudou)がシェアした投稿 -



ちなみに通常は下記のような時間帯で3部構成です。

#子ども食堂 #千里中央子ども食堂 #千里中央 #豊中市 #大阪府

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春休み餃子の回は、11時~自分で餃子を作って(包んで)食べる、12時半~プロが作った餃子を食べる、でした。作るのにも参加できる方は特に、事前予約で定員越え、キャンセル待ちになるほどの大盛況。早めに予約しておいて良かったです(私は主催側ではなく参加者の一人です)。

餃子の回は昨年末に第一回が開催されてこの回で2回目、毎回「餃子食堂 大阪亭 天神橋店」のご主人がサポートしてくださっています。プロから教わって作れるのも貴重ですし、仕込みや焼くところなどプロの手が入るのでとっても美味しい!

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作る参加者は、用意されている大量の餃子の種と皮を前に、教わりながら包み、ホットプレートで焼いて貰います。大阪亭さんの皮だからなのか、お水を付けなくても綺麗に閉じることができました。作りながら、作る際のコツを教わったり、すごく早く次々包む様子が見れたりと、プロの技を見聞きでき、親子ともに楽しめました。

参加していた子どもたちは幼稚園児が多く我が家の息子もまだ3歳ですが、包むだけなのでそれなりに自分で出来て、自分が作った物を食べ(作成者を把握した状態で焼き、作ったその物を渡してくれました) 、それがまたすっごく美味しい!ので、大満足したようでした。一人5個ずつと、おかわりの追加3個も貰い全部食べました。
 
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お握りや汁物、副菜も添えて貰えるので、栄養バランスの良い一食がいただけます(餃子以外のメニューのときも)。餃子は皮がパリッとしていて中はしっとり、専用のタレもありましたが付けなくても良いくらい美味しかったです。

大勢で食卓を囲んで食べ終わった後は、子どもたちがお皿を流しまで運んだり、洗ったり拭いたり、他の人のお皿までさげてくれたりと、たくさんお手伝いしていて、頼もしかったです。お手伝いできるくらいの年齢のお子さんは、皆で食べる楽しさ以外にも感じることがあるのではないかなと思いました。

当日の様子は、主催者さんのサイトやSNSの写真を見ると雰囲気がより分かりますよ。


お近くの方は、ぜひ一度行ってみてくださいね。参加者だけでなく、お手伝いや食材提供のボランティア募集もされています。最近は口座ができて、遠方や都合が合わない場合も支援可能になったそうです。



千里中央子ども食堂をはじめようの会
facebook 募集や告知はここで確認、コメントでやりとりもしやすい
Instagram 開催に関する写真や画像が一覧で見れ、雰囲気が分かりやすい
ブログ 活動状況詳細が分かります。最近はとよなか夢基金に応募など
twitter 開催情報、主催者さんが気になった記事の共有などされています

私(てんてんこ)が参加した去年開催時のレポートなども、「転勤育児」サイトの「子ども食堂」タグに数記事あります。ご興味あれば見てみてくださいね(^_-)-☆

 
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